実は、また同僚たちから「七夕」と「節分」の紙芝居を作ってほしい、と依頼も受けているので、それもこの先創作する予定になっています。
自分の持ち味、才能、特技を生かせる環境、引き立て応援してくれる同僚の先生たち、そして、私の作品を見て喜んでくれる子どもたちがいること。その中に身を置いていることはなんて恵まれて幸せなことなんだろうと思いました。
ただ、プロとしてやっていくためには、ただお話を創るのではなくて、どうしたら子どもたちをもっと喜ばせられるのか、お話がもっと面白くなるのか、そういった視点も必要だと感じています。
そこを追求しながら取り組んでいくと、より創作のやりがいや楽しみを見出していけるのかなと思いました。
私が尊敬する絵本作家・児童文学者のかこさとしさんも、大学卒業後、仕事をしながらセツルメント活動としてボラティアで地域の子どもたちに紙芝居を見せたり、絵の指導を行っていたそうです。
そういった道筋を辿って、絵本作家になられたと知っているので、まるでかこさとしさんが辿った道を私も歩かせてもらっているような感覚を抱いていたりもします。
私は今そういった現場で力をつける機会を与えられるいるのかな?なんてことも思いました。
私は生涯、絵本や児童文学の世界に携わっていきたいと考えているので、今はそのための土台作り、今しか体験できな貴重な経験であることを感じながら、一つ一つ大切にしていきたいなと思いました。
人生に偶然はないんですね。すべて必要があって起こっている。だからこそ、人生で与えられることに感謝しながら、誠意を尽くして生きること。それが人生に対して悔いのない生き方、自分という存在を最大限生かす生き方に繋がっていくのではと思います。
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