『ドラッカーさんが教えてくれる 自分らしく生きて働く方法』の読者 小林浩志様よりレビューが届きましたので、紹介させていただきます。
小林様、ありがとうございます!
学べることがたくさん
「マネジメントの父」ピーター・F・ドラッカー氏の書籍を、私はかつて「浅く」読んだことがありました。
本書は、これから「より深く」読みたいと動機づけられた一冊です。
著者の井坂康志氏は、ドラッカー氏に対面でのインタビュー経験もあるという、「ドラッカー愛」に溢れた大学教授・詩人。マネジメント論を解説するというより、タイトルに付されたとおり、ドラッカー「さん」の「人となり」にフォーカスされ、まるで洋楽のライナーノーツのように、偉大な経営学者の「倫理観」について、わかりやすいエピソードを交えながら紹介してくれています。
私が特に腑に落ちたのは、「他者の時間を奪わない配慮」の章。議題と無関係の他部署の人間までも招集して、社長の独演会を開くのではないというエピソードには、様々なメリットが凝縮しているものと感じました。
少ないページ数の小冊子ですが、学べることがたくさんあります。「CAT ZINE」のシリーズ化にも期待しています。
神奈川県 小林浩志(社労士)

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ブックレビュー1 → 働き方、生き方に迷った心に