『ドラッカーさんが教えてくれる 自分らしく生きて働く方法』の読者 岩渕あい様よりレビューが届きましたので、紹介させていただきます。
岩渕様、ありがとうございます!
実践の勇気が
まずは、「ドラッカーさん」という呼び方にハッとする。今まで誰がこんなに軽やかに呼び掛けただろうか?
伝説じゃない、生きてこの社会にじっと目を注いでいた姿が浮かんできます。
教授や先生と呼ぶと近づきがたいが、ドラッカーさんなら私にも何かを教えてくれそう。
実際に生前のドラッカーさんに会ったことのある著者さんだからこそ、こんなスタンスをとれるのかな。
その佇まいは哲人のようだった、と描写されます。
「彼は野心家を嫌い、世を貪る人々を軽蔑しました。そしてもう一つ、彼はエリート嫌いでもあったのです」(P22)
ドラッカーというと、経営者のものというイメージがありますが、ドラッカーさんはごく普通のささやかな人々が主役であると考えていたそうです。
どんどん、身近に感じますね。
ドラッカーさんのいう「時間」「成果」「貢献」「強み」がこの先どんな風に展開されていくのでしょう。第二弾、さらにその先が楽しみです。
なによりも「生きて働く」すべが説かれていること。
「働く」前に「生きる」がきている。それが大事だということだと受け取ります。それはとても難しいこと。
それでもドラッカーさんと著者の井坂さんが教えてくれるのですから、私にもできるかもしれない、と実践の勇気をいただきます。ありがとうございます。
奈良市 岩渕あい

★これまでのレビューはこちらから
ブックレビュー4→ いいものは、いい
ブックレビュー3→ 役に立つ、納得いく、視野広がる!
ブックレビュー2→ 学べることがたくさん
ブックレビュー1 → 働き方、生き方に迷った心に